
就活の選考に受かる気がしない
就活で思うように受からない理由とは?
今からでも選考で評価されるようになる方法はあるの?
連続で落ちていて、どこの会社からも必要とされない気がする
こんな悩みを解決する記事となっています。
この記事を書いた人
選考に落ちてばかりでは『どこの会社からも必要とされていない、もう受かる気がしない』と思ってしまいますよね。
特に連続で落ちているときは本当に受かる気がしなくなってしまうものです。
ぼくも1次面接で5連続落ちしたときは『就活なんてもう無理、受かることはあるんだろうか』と絶望したこともありました。
ですが、最終的には大手企業3社から内定を獲得して、無事に就活を終えることができました。
この記事では『就活に受かる気がしないときのチェックポイント』『受かるためにやるべきこと』を実体験をもとに解説していきます。
今からでも正しい対策をしていけば、就活が上手くいくようになりますよ。
目次
就活・面接に受からないのは能力のせいではない
初めにお伝えしておきたいのが、就活に受からないのは能力のせいではないということです。
理由は1つで『新卒採用=ポテンシャル採用』のため、企業は能力ではなく下記の2点を最重要視して就活生を評価しているからです。
自社にフィットした人材か
自社で働くモチベーションは高いか
もちろん能力も評価項目にはあります。
ですが、面接官(社会人)からすると就活生の能力は全員同じようなので、能力で差がつくことは少ないのが真実。
このように能力の低さが原因で、就活に受からないことはありません。
『能力が低いから、もう無理だ。』と投げ出さず、就活で成功できると信じて対策を進めていきましょう。
実際に調査で能力が重要でないことは明らかになっている
リクナビを運営するリクルートが『採用で重視する項目』について行った調査結果が次の通りです。
これが採用で重視されている項目のTOP3です。
- 人柄(93%)
- 自社/その企業への熱意(76%)
- 今後の可能性(69%)
先ほどからお話しているように能力や実績はあまり重要視されていません。
やはり『新卒採用=ポテンシャル採用』だからですね。
就活で受かるためには『自分の良さ』『入社への熱意』を、面接官が納得できるレベルで伝えられるようにすることが大切ですよ。
よくある質問①:最初から受かりまくる人と受からない人の差とは?
こんな疑問があるかもですが、『準備の質と量』が1番大きな差です。
就活は間違った準備の進め方をしてしまうと、いつまでも上手くいきません。
なので、『質』と『量』の両方が大切になってくるんですよね。
実際にぼくは就活の前半は間違った方法でしか準備ができていなかったので、面接は1勝9敗と悲惨な結果。
ですが、正しい準備の方法を理解して対策を進めた結果、大手企業3社から内定をもらうことができました。
今は受かる気がしなくても、正しいやり方で準備を進めていけば必ず内定を取れるようになります。
諦めずに就活の準備を進めていきましょう。
就活に受かる気がしないときのチェックポイント
就活に受からない人が気が付かずやっているNG行動を紹介します。
1つでもやってしまっていると、就活失敗のリスクがかなり高まってしまいます。
自分が当てはまっているものについては今すぐ改善していきましょう。
就活に受かる気がしないときのチェックポイント
①:面接で必ず聞かれる質問の準備が不十分
②:マナーばかり気にしている
③:資格や大学での勉強をアピールしている
④:周りと比べすぎている
それぞれ順番に解説していきます。
面接で必ず聞かれる質問の準備が不十分
就活に受からない人ほど面接で必ず聞かれる質問への準備が不十分であることが多いです。
必ず聞かれる質問とは下記の通り。
志望動機
自己PR
学生時代頑張ったこと(ガクチカ)
上記3つの質問は面接で必ず聞かれる質問であり、さらに面接での評価の中心になる質問でもあります。
これらへの準備が不十分な時点で面接を通過するのはかなり厳しくなるかなと。
志望動機やガクチカをスラスラと話せないだけで、面接官から『準備できてない=志望度が低い』と判断されて不採用になるからです。
先ほど紹介した『志望動機』『自己PR』『ガクチカ』の3つの質問は入念に準備を進めていきましょう。
深掘り質問の対策をまでしておくことがおすすめ
深掘り質問の対策もあわせて進めていきましょう。
というのも、深掘り質問に適切な回答ができれば評価されやすいからです。
就活生が聞かれやすい質問は対策していることは面接官も分かっています。なので、深掘りしたときの回答から就活生の本性をチェックしているんですよね。
志望動機を例にすると、次のようなイメージで深掘り質問の対策ができます。
深掘りへの対策方法 志望動機 私には多くの人々に喜びをあたえたいという夢があります。これは料理の経験に由来します。オリジナルのメニューを考え、それをを家族や友人や振舞ったときに喜んでくれることが、モチベーションとなり小学5年生から料理を続けてきました。なので、消費者のニーズを分析して商品を考え、それを多くの人に使ってもらうことで喜びをあたえられるマーケティング職が自分の夢を叶えられるベストな仕事と考えています。 深掘りされそうな質問 ①:料理を始めるきっかけは? ②:料理で得られたことは? ③:何を作ったときが1番たのしかった?理由は? ④:喜びを与える仕事って他にはどんなものがある? ⑤:マーケティング職の何が楽しそう?
『深掘りされそうな質問を考える⇒それらの質問への回答をつくる』のように対策を進めていきましょう。
深掘り質問が思いつかない時は、友達や先輩に自分の回答を聞いてもらい、気になる点を教えてもらう方法がおすすめですよ
マナーばかり気にしている
面接でマナーばかり気にしている人は就活に受かりにくい傾向にあります。
というのも、慣れないマナーを実践をすることばかり意識してしまい、その他の重要なポイントが疎かになっているケースが多いから。
例えば、敬語を使おうとしたら論理的に伝えられなくなってしまったなどですね。
ですが、実際のことろマナーは最低限で問題ありません。
理由1つで企業は就活生に完ぺきなマナーを求めていないからです。
ほとんどの企業で入社後すぐに『ビジネスマナーや敬語』の研修があります。
ということは、入社前の段階では完ぺきにマナーが身に付いてないのを前提で採用しているわけですよね。
マナーは最低限でOKなので『論理的に伝えること』や『自分の良さを出すこと』に集中していくようにしましょう。
資格や大学での勉強をアピールしている
資格や学業をアピールしても評価されない可能性は高めです。
理由シンプルで、資格や学業からは自分の性格や強みをアピールできないから。
『強みや性格が分からない=自社に合った人材か判断できない』となるので、面接官はその就活生を不採用にするしかなくなってしまいます。
また資格や学業に励むことは大学生では当然なので、『勉強以外に頑張ったことがない=行動力がない』とマイナスの評価につながることも。
実際、ぼくもTOEIC850をアピールしていたのですが全く評価されなかったです。面接で話しても深掘りすらほぼされなかったですね、、
このように資格や学業をアピールしても評価されることは難しいです。
サークルやアルバイトでもOKなので、資格や学業以外の経験をアピールするようにしていきましょう。
よくある質問:ありきたりの経験をアピールしても評価されないですよね?
結論からお伝えすると、ガクチカや自己PRで話す経験がアルバイトやサークルでも評価されることは可能です。
企業はエピソードの派手さではなく、その経験でどのように行動したかを聞いて就活生を評価しているからですね。
なので、『留学やインターンの経験を話す就活生=優秀と判断される』というわけではないので安心してください。
実際にぼくの友人は居酒屋のアルバイト経験をアピールして、就職最難関と言われる外資系のIT企業から複数内定していましたし。
ぼく自身も塾講師のアルバイト経験を話して倍率100倍を超える大手企業から内定を獲得できていますよ。
繰り返しですが、アピールする経験がアルバイトやサークルでも企業から評価されます。
自信をもって自分の経験を伝え、自分の良さをアピールしていきましょう。
周りと比べすぎている
周りと比べても悪いことしかありません。今すぐやめるようにしましょう。
自分が上手くいってないことを再認識して自信をなくしてしまうだけだと思うので。
ぼくも就活がボロボロのときは上手くいっている友達と比較して落ち込んでいました。ネガティブな気持ちになるとやる気が起きず、さらに上手くいかなくなりました。
周りと比べてしまうと『 自信をなくす⇒やる気が起きない⇒準備の時間がへる⇒受かりにくくなる』のような悪い流れになってしまいます。
ついつい比較してしまうと思うので、
①:就活の話を友達としない
②:就活が上手くいっている友達と会う回数をへらす
上記のように周り比べることがへるような環境を作るようにしてみてくださいね。
就活で受かるためにやるべきこと
就活で受かるためにやるべきことを紹介していきます。
実際にぼくが実践して効果があったと感じたものを厳選したので、ぜひ参考にしてみてください。
就活で受かるためにやるべきこと
①:完ぺきな志望動機を作る
②:面接での話し方をマスターする
③:人を頼って就活を進める
それぞれ順番に解説していきます。
①:完ぺきな志望動機を作る
完ぺきな志望動機を作ることは就活で評価されるための1番の近道です。
理由としては次の3点です。
①:採用で最重要視される入社への熱意をアピールできる
②:ありきたりな志望動機の就活生が多いので差別化になる
③:実績が必要なガクチカと違って今からでも作ることができる
『志望動機』が完ぺきであれば『ガクチカ』や『自己PR』が少し弱くても評価されます。
今からでも間に合うので志望動機は作り込んでいきましょう。
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面接での話し方をマスターする
面接での話し方をマスターすることで面接の通過率は飛躍的にUPします。
というのも、論理的に話せるようになると評価されやすくなるから。
具体的には次のようなメリットがあります。
自分の考えを正確に伝えられる
アドリブでの回答が上手くなる
論理的に話せる=思考力が高いと判断される
面接に受かれるようになるためには、論理的に話せるようになることは必須ですよ。
PREP法を活用しよう
面接での話し方には型がありまして、それが『PREP法』と呼ばれる方法です。
PREP法
『結論⇒理由⇒具体例⇒もう一度結論』のように話せば、『伝えたいことは論理的に伝え、面接官を引き込む魅力的な話し方』ができます。
実際に多くのビジネスマンもこの方法を使って、商談やプレゼンを行っているほど有名で実践的な伝え方。
初めから使いこなすのは難しいと思うので、次の2点を意識するところから始めていきましょう。
①:結論から話す ②:結論の次に理由を話す
次の記事ではさらに詳しく面接で論理的に伝える方法について学ぶことができますよ。
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【面接で喋れないのには原因あり】正しい準備で克服していきましょう
人を頼って就活を進める
1人で就活を進めることはNGです。
1人で就活を進めていると、間違ったやり方や効率が悪いやり方で対策をしている可能性が高いからですね。
なので、就活に詳しい人に相談しながら対策を進めることは必須です。
実際にぼくも人事コンサルをやっている先輩に1時間相談しただけで就活の軸が明確になり、志望動機がかなりブラッシュアップされました。
このように就活に詳しい人に相談することで、評価されるための正しい対策ができるようになります。
1人で就活を進めている人は周りの人を頼って就活を進めていきましょう。
上記のように悩んでいる方は『キャリアチケット』の利用がおすすめです。
というのも、就活のプロが内定まで何度でも無料でサポートしてくれるからですね。
具体的なサービス内容は下記の通り。
キャリアチケットのサービス内容 面談形式での自己分析サポート 面接やグルディスなどの選考対策 ESの添削 1人1人にあった優良企業の紹介
このように使わない理由がないくらい有益なサービスです。
周りに頼れる人がいない方は、キャリアチケットを使ってプロに相談をしながら就活の準備を進めていきましょう。
キャリアチケットはどれだけ使っても完全無料です。登録していない方はこの機会にぜひ使ってみてくださいね。
【就活にさらに受からなくなる】焦ってエントリー数を増やすのは逆効果
就活に受かる気がしないと焦って、エントリーする企業を増やしすぎるのはNGです。
理由はシンプルで準備に当てられる時間がへるから。
現状うまくいっていないのにも関わらず、準備の時間を減らしてしまっては次のような『負のループ』にはまってしまうだけかなと。
エントリー数増やす⇒準備の時間減る⇒ES・面接の質が落ちる⇒さらに落ちやすくなる⇒自信なくす⇒さらに受かる気がしなくなる
焦っているとエントリー数を増やしたくなる気持ちは分かります。
ですが、エントリー数増やしすぎてしまうと、さらに受かりにくくなるので注意してください。
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まとめ:就活に受かる気がしないときはやり方を見直そう
いかがでしたでしょうか?
今回は『就活に受かる気がしないときの対処法』について紹介してきました。
最後に内容をまとめると下記の通りです。
就活・面接に受からないのは能力のせいではない
就活に受かる気がしないときのチェックポイント
①:面接で必ず聞かれる質問の準備が不十分
②:マナーばかり気にしている
③:資格や大学での勉強をアピールしている
④:周りと比べすぎている
就活で受かるためにやるべきこと
①:完ぺきな志望動機を作る
②:面接での話し方をマスターする
③:人を頼って就活を進める
焦ってエントリー数を増やすのは逆効果
-しっかり準備の時間を確保する
就活が受からないと感じて、諦めてしまったらそこで就活失敗になります。
この記事で紹介した方法を実践していき、今の良くない状況を改善していきましょう。
今回は以上です!