
就活でどこも受からない原因とは?
無い内定なのは能力がないから?
これから何をすれば内定をもらえる?
こんな悩みを解決できる記事を書きました。
この記事を書いた人
就活で落ちることが続くと『自分はもうどこも受からないのでは・・』と嫌になってしまいますよね。
周りは次々に就活を終えているのを見ると焦りも生まれてくると思います。
実際にぼくも面接で9連続落ちしたときは就活から逃げ出したくなったことがありましたが、諦めずに準備を進めた結果3社から内定をもらって就活を終えることができました。
結論だけ先にお伝えすると、新卒採用において能力が原因で落とされることは少ないです。
正しい対策を進めていけば内定を獲得することはそこまで難しくないんですよね。
そこでこの記事では『就活でどこも受からない原因』『就活がうまくいっていない人が直すべきこと』について紹介します。

就活でどこも受からない原因|選考のSTEP別に解説
就活でどこにも受からないのには明確な原因があります。
その原因を理解することが内定にむけた第1歩です。
選考の種類ごとに受からない原因を解説するので、どこに当てはまるのかチェックしてみてください。
就活でどこにも受からない原因
①:ES=自己分析不足
②:一次面接=面接の基本ができていない
③:二次面接以降=企業に合わせた対策不足
ざっくりとした理由は上記に示した通りです。
ここからは各STEPごと詳しく解説していきますね。
就活でどこにも受からない原因①:ES
ESで落ちることが多い人は自己分析不足の可能性が高いです。
理由はシンプルで『ESの内容=自己分析を整理したもの』となる設問が大半だから。
例えば自己PRや志望動機ですね。
これまで200枚近いESを見てきましたが、ESで苦戦している人ほど表面的なことばかりで浅い内容になっていました。
浅い内容になる原因は『自己分析不足⇒伝えたいことがまとまっていない⇒表面的なことに字数を使ってしまう』という感じです。
このように自己分析不足では評価されるESをつくることはできません。
労力はかかりますが自己分析からはじめていましょう。
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自己分析の簡単で失敗しないやり方【2時間で完結します!】
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内定者のESをマネするときは注意が必要

過去のESを参考にするのはOKですが、マネするのはNGです。
なぜなら人によって志望動機もアピールするべきポイントも違うからですね。
伝えるべきことが違うのにムリにマネをすると意味の分からない内容のひどいESになってしまいます。
過去のESを見るときは下記のポイントを意識するようにしてくださいね。
- 内容をマネするのはNG
- 論理構成をマネするのはOK
- なぜそのESが評価されたのかを考える

就活でどこにも受からない原因②:一次面接
一次面接で落ちる原因は次のどちらかであることが大半です。
基本的な質問の回答が作れない
面接で論理的に話せていない
それぞれ順番に解説していきます。
基本的な質問の回答が作れない
基本的な質問とは下記の3つです。
どの企業でも必ずと言っていいほど聞かれる質問なので対策は必須です。
面接でよく聞かれる質問
- 志望動機
- 自己PR
- 学生時代頑張ったこと
この3つの質問をすらすらと回答できないのであれば一次面接が受からないのも当然です。
幅広く色々な質問の対策をしたくなる気持ちは分かります。
しかし、まずは紹介した3つの質問の回答を完ぺきにすることが一次面接突破の近道ですよ。

面接で論理的に話せていない
どんなにいい回答を作っても、面接で論理的に話せなければ評価されません。
アピールできないだけでなく『論理的に話せない=仕事できなそう』と判断させるのでかなり厳しいです。
実際にぼく自身も面接に落ちまくっていたときは論理的に説明できておらず、逆に論理的に話せるようになってからは面接で苦労することが減りました。
過去のぼくのように面接でうまく話せない方は下記のPREP法を使うことがおすすめです。
というのも、PREP法はビジネスシーンでも広く使われている論理的に話すためのTIPSだからです。
PREP法とは?
面接で論理的に話せるだけでいっきに評価されるようになりますよ。
面接での論理的に話させるための練習方法を次の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
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【面接で喋れないのには原因あり】正しい準備で克服していきましょう
続きを見る
就活でどこにも受からない原因③:二次面接以降
二次面接以降で失敗する方は『企業に合わせた対策ができていない』が理由で落とされていること多いです。
二次面接以降は詳細な志望理由やガクチカ、さらには企業ごと独自の面接形式をにより就活生をふるいにかけます。
そのため企業に合わせた対策ができていないと、二次面接以降は受からないんですよね。
これら3つのうち1つでも答えられないものがある人は、二次面接以降で落とされ続ける可能性高めです。
業界内でその企業を1番いいと感じる理由
その企業の育成で大事にされていること
選考フローと各選考の内容
二次面接まで行けていれば、内定を獲得できるだけの就活力は十分にあります。
なので受けている企業を本気で研究できるかどうかで合否が変わってきてしまいます。
最後まであきらめずに準備を進めていきましょう。

受けている企業のOB・OGや内定者が近くにいない場合は、同じ業界に就職した・就職予定の方に話を聞いてみましょう。
多くの人が同じ業界内の企業は受けているので、十分に有益な話を聞けるはずなので。
よくある質問:能力がないからどこに受からないのでしょうか?

結論からお伝えすると、能力や経験不足で原因で落とされることは少ないです。
というのも『新卒採用=ポテンシャル採用』だから。
新卒採用ではポテンシャルが重視することはリクルートの調査でも分かっていまして、次のように『資格・経験』よりも『性格・将来性』が重視されているんですよね。
面接官が採用で重視する項目
実際ぼくも自分が働いている企業(大手企業)の人事に話を聞いたところ、今の能力よりポテンシャルを重視して採用していると言っていましたよ。
このように新卒採用では能力が原因で落とされることは多くありません。
厳しい言い方ですが、どこにも受からないのは対策不足か対策のやり方が間違っているからです。
諦めずに正しく対策を進めていけば必ず内定は取ることができるはずです。

就活でどこも受からないときに直すべきこと
これまでの就活でどこにも受かっていない人は正しい対策ができていない可能性が高めです。
今から紹介するポイントに1つでも当てはまっていたら改善する必要ありですよ。
就活でどこにも受からないときに直すべきこと
①:ネームバリューで企業を選ぶ
②:回答を丸暗記している
③:エントリー数が多すぎる
それぞれ順番に解説していきます。
①:ネームバリューで企業を選ぶ
ネームバリューで志望企業を決めている方はいつまでも内定をもらえません。
というのも『ネームバリューで選ぶ=企業分析不足=浅い志望動機にしかならない』となってしまうから。
新卒採用では志望動機はかなり重視されているのでどこも受からないのは当然です。
業界TOP3の企業だからとか、名前を聞いたことがある企業だからのような理由でエントリーしている人は特に注意してください。
ぼく自身もサマーインターンはネームバリューで受けたのですが、こじつけの志望動機しか作れなかったので面接官に深掘りされて撃沈していましたね。
ネームバリューで企業を選ぶと浅い志望動機になりません。
ネットで調べた情報を中心にしたこじつけの志望動機を作っても、面接官に浅さを見破られ評価されることはないからですね。
業界・企業研究をおこなったうえで、興味を持てた企業にのみエントリーすることが内定への近道ですよ。

②:回答を丸暗記している
面接での回答を丸暗記することはNGです。
丸暗記では覚えていない質問をされたときにどうしようもありません。
また忘れたらどうしようというプレッシャーで本来の力を発揮できないのは当然です。
ぼく自身も丸暗記していた回答を忘れて頭が真っ白になり、その後は質問にまともに答えられなかった経験もあります。
ですが、回答の丸暗記をやめてから面接がうまくいくようになり倍率100倍を超える大手から内定をもらうことができました。
丸暗記ではなく『要点のみ暗記する』ということを意識していきましょう。
志望動機を例にすると次のイメージ。
○○という理由で志望する
⇓
大学でのゼミの経験から食に興味をもった
⇓
食に関連するメーカーでも飲料がおもしろそう
⇓
飲料業界でも○○という社風にひかれた
文は暗記するのは大変ですが、要素と流れだけなら簡単に覚えられますし面接本番で忘れということも減るはずです。
丸暗記をするのではなく『要素と流れ』を覚えることを意識してみてくださいね。
よくある質問:答えにくい質問をされたときはどうするべき?
回答に困ったときは『少し考えてもいいですか?』と聞いて、回答を整理する時間をもらってOKです。
というのも、面接官は回答の『早さ』ではなく『質』を重視しているから。
面接官は就活生を理解する目的で面接をしているので回答の内容がよければ問題ないんですよね。
実際にぼくも考える時間をもらった面接でも通過していましたし、回答するまでに時間がかかっても減点されることはないと思います。
逆に焦って論理的にめちゃくめちゃな回答をすると減点されてしまうかなと。
その場で回答を作ることが苦手な人は、考えを整理する時間をもらうようにしてみてくださいね。

③:エントリー数が多すぎる
就活がうまくいっていないと焦りからエントリー数を増やしたくなると思います。
ですが、エントリー数が多すぎると逆にいつまでも無い内定が続いてしまいます。
繰り返しお伝えしていますが『どこにも受からない=対策不足』ということ。
この状態で選考を受けていてもお祈りメールの連続になるだけです。
なのでエントリー数を調整して、選考対策の時間をしっかりと確保する必要があるんですよね。
実際にぼくの東大の友人は『選考に落ちてはエントリー』を繰り返したため11月まで就活を続けていました。
東大生ですら選考対策の時間を確保しなければ、いつまでもどこにも受かりません。
選考対策と新たな企業へのエントリーは並行して進めるようにしましょう。
『就活でどこも受からない』から抜け出す方法
就活でどこも受からないときは次の2つの方法を実践してみてください。
厳しい就活状況から抜けです一歩になるはずです。
就活でどこも受からないから抜け出す方法
①:就活のプロに相談する
②:ベンチャー企業を視野にいれる
就活のプロに相談する
就活で受からない人は必ず就活のプロに相談するようにしてください。
というのも、就活のプロに相談することで最短ルートで内定を獲得することができるからですね。
どこも受からない1番の原因は『対策不足または対策のやり方が間違っている』のどちらかかなと。
なので、就活のプロに相談して正しく効率がよい方法で対策進めていく必要があるんですよね。
ぼくも就活支援会社で働いている先輩に相談してから就活がうまくいくようになりました。
サマーインターンは惨敗でしたが、その3か月後には外資系企業から内定をもらえましたし。
『どこも受からない。無い内定かも。』という状況から抜け出したい方は、今すぐ就活のプロに相談していきましょう。

上記のような悩みを持っている方は『キャリセン就活エージェント 』の利用がおすすめです。
というのも、就活のプロであるエージェントが内定までマンツーマンでサポートしてくれるから。
具体的なサービス内容は下記の通りです。
『これだけ使っておけば選考対策はバッチリ!』と思えるくらい充実したサポート内容かなと。
しかも完全無料で使うことができるんですよね。
就活エージェントを利用して無い内定を切り抜けていきましょう。
キャリセン公式HP:https://careecen-shukatsu-agent.com/
②:ベンチャー企業を視野にいれる
大手しか見てこなかった人はベンチャー企業も視野にいれるようにしましょう。
理由としては下記の通りです。
通年採用している企業が多い
大手に比べると倍率が低い
ベンチャーは通年採用している企業が多いので今からでもエントリーすることは可能です。
実際にぼくの後輩には4年生の2月に選考を受けて3月に内定をもらった人もいるくらいですよ。
また倍率が低いため内定をもらいやすいのもおすすめポイントです。
とりあえず内定を1つ確保しておくことが重要です。
『就職できないかも・・』という状態はメンタル的によくないですし、自信もなくなり就活がうまくいくはずもないので。
就活でどこも受かっていない人は。まずはベンチャー企業かのら内定を目指していくきましょう。
今まで全落ちでも挽回はできる
これまでの就活でどこも受かってなくても挽回できます。
理由はシンプルで正しい対策を進めていけば内定をもらうことはできるからですね。
ぼく自身も志望業界の5社受けて4社ES落ち、1社一次面接という散々な結果でした。ですが、最後の6社目で内定をもらうことができたんですよね。
最後の1社は選考が遅かったので、他の5社に落ちてから必死に準備をすすめました。
内定をもらえたのは諦めずに就活を続けたからだと思います。
『どうせ自分は社会に必要とされてない』と諦めてしまったら、そこで無い内定がきまってしまいますよ。
就活を投げ出さずにコツコツと対策をすすめていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は『就活でどこも受からない原因とその対策方法』を紹介してきました。
最後に内容をまとめると下記の通りです。
就活でどこにも受からない原因
①:ES=自己分析不足
②:一次面接=面接の基本ができていない
③:二次面接以降=企業に合わせた対策不足
就活でどこも受からないから抜け出す方法
①:就活のプロに相談する
②:ベンチャー企業を視野にいれる
就活でどこも受からない方のほとんどが対策不足です。
冒頭で紹介したように新卒では能力不足だけが理由で落とされることはほぼありません。
諦めずにコツコツと対策を進めていきましょう。
今回は以上です!