
就活を茶番と思うのは自分だけ?
就活が茶番である理由とは?
茶番でしかない就活はやめてもOK?
内定をもらうコツってあるの?
こんな疑問にこたえる記事を書きました。
この記事を書いた人
『就活は企業と就活生は対等で相互理解を深める場』と聞いたことがある人も多いと思います。
ですが、就活生は死ぬほど努力しても企業はお祈りメールでおしまいというのがリアルですよね。
ぼく自身も就活生のときはこの就活における矛盾に毎日のようにイライラしていました。
就活は間違いなく茶番でしかありません。
しかし、この茶番でしかない就活を乗り越えなければならないのも事実ですよね。
そこでこの記事では『就活が茶番でしかない理由』『茶番でしかない就活を乗り越えるコツ』について紹介していきます。

目次
就活を茶番と感じるのも当然
まずお伝えしたいのは『就活はくだらない茶番』でしかないということ。
大半の企業はESと面接だけで就活生を評価します。
ですがESと面接で就活生を見きわめられるわけもないのでミスマッチが発生します。
実際のところ3年以内に新卒で入った企業をやめるというデータもありますし。(参考:学歴別卒業後3年後以内離職率の推移)
それにも関わらず『何十社もエントリーして、その大半からお祈りされる』となったら、就活をなんのためにやってるのか分からなくってきますよね。
ぼく自身も必死に対策したのに9社連続でお祈りされたときは、やり切れない気持ちでいっぱいでした。
就活生は入念に準備していても企業側は『活躍をお祈りしてます』といったテンプレメールで終わりにしてきます。
このように就活は意味の分からないことばかりなので、茶番と思うのも当然かなと思います。
就活が茶番である理由5選
次は就活が茶番である理由をシーンごとに深掘っていきます。
就活が茶番である理由5選
①:採用基準があいまい
②:ほぼ全員が同じ恰好で就活する
③:面接で第1志望と言わないといけない
④:詳しい業務内容を教えてもらえない
⑤:給料や福利厚生について聞けない
それぞれ順番に解説していきます。
①:採用基準があいまい
就活が茶番である理由の1つめは『採用基準があいまい』ということです。
企業ごとに評価項目は決まっていますが採点は面接官のさじかげんであることが大半です。
なので、どんなにいい面接をしても面接官がピンとこなければ不採用になることもありえるんですよね。
『今回の面接はかなり手応えがある!と思っていたら後日お祈りメール・・』という経験をした人も多いと思います。
ぼくが内定していた企業の内定者11人中7人の最終の面接官が同じだったのですが、最終面接の面接官は10人以上いたので1人だけ採用基準がゆるかったんだなと思いました。
就活の採用基準はあいまいなこ多いです。
ですが『不採用の理由』は教えてくれません。
ここまで企業都合だと就活を茶番と言っても過言ではないですよね。
②:ほぼ全員が同じ恰好で就活する
就活が茶番である理由の2つめは『ほぼ全員が同じ恰好で就活する』です。
次のように感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
リクルートスーツへの疑問
就活以外で使わないリクルートスーツ買う必要ある?
なんでスーツで面接を受けないといけないの?
夏の猛暑の中でもネクタイ・ジャケットって必要?
就活はスーツでするものということ自体が茶番でしかないですよね。
しかし企業は『個性豊かな人材が欲しいと』『ダイバーシティを尊重します』と言いながら、服装はスーツ指定という矛盾をつきつけてきます。
これではストレスがたまるのも当然です。
③: 面接で第1志望と言わないといけない
就活が茶番である理由の3つめは『第1志望と言わないといけない』ということです。
新卒採用では『第1志望かどうか』や『志望度はどれくらいか』をしつこいくらいに聞かれます。
なので就活生からしたら滑り止め企業だとしても第1志望とウソをつかなくてはなりません。
ですが、やっかいなことに第1志望と言わないと評価を下げられる、ひどい場合は内定レベルでも不採用になることすらありえます。
実際にぼくの友人は内定出すつもりだから安心して言われていたにも関わらず、最終面接で他の1社と迷ってますと言っただけで不採用にされてしまいました。
能力やマッチ度ではなく志望度だけで評価されるのは理不尽すぎますよね。
本音を話すこともできない、正しく評価もされないような就活は茶番でしかありません。
④:詳しい業務内容を教えてもらえない
就活が茶番である理由の4つめは『詳しい業務内容を教えてもらえない』です。
就活は企業と学生がお互いを知る場といいながら、詳しい業務内容を知れる機会は少ないです。
実際に業務内容を知ろうと思っても、次のように限界があるのがリアルですし。
インターンも選考があって参加が難しい
志望企業のOB・OGはなかなか見つからない
詳しい業務内容が分からないのに企業を選べといわれてもムリがありますよね。
さらに『納得感のある志望動機を作らないと内定できない』というの企業側の無茶ぶりでしかないです。
⑤:給料や福利厚生について聞けない
就活が茶番である理由の5つめは『給料や福利厚生について聞けない』です。
大半の人が働く目的は次のどちらかだと思います。
生活をするため
お金を稼ぐため
しかし就活では『給料や福利厚生』について聞くことはタブーとされています。
逆質問の時間もありますが聞けるような雰囲気ではないですし。
実際にある企業の人事にお金のために働く人材はどこの会社も雇ってくれないよと言われたこともありましたね。
ウソでも『人々の役に立つ仕事がしたい』『世の中を便利するサービスを作りたい』と面接官ウケすることを言わなければ採用してもらえないのが就活です。
聞きたいことも聞けない、ウソをつくしかない就活に嫌気がさしている人も多いのではないでしょうか。
よくある質問:茶番でしかない就活はやめてもいいでしょうか?

繰り返しお伝えしているように就活は茶番ですが、やめることはおすすめしません。
理由はシンプルで日本の就活において『新卒カード』は貴重するぎるからです。
就職浪人やフリーターをはさんでしまうと今よりも不利になることはほぼ確定です。
実際に僕の友人も就職浪人をしたのですが新卒では最終面接までいった企業にESで落とされたといっていました。
就活は茶番ですが『新卒⇒内定⇒社会人(正社員)』というルートは大卒に与えられた特権です。
これを活かさないのはもったいなすぎかなと。
人生の安定度や今後の選択肢を考えると、就活を続けることがベストな選択かなと思います。
茶番でしかない就活を早くおわらせる方法
最後に茶番でしかない就活を最短でおわらせる方法について紹介していきます。
少しでも早く内定をもらいたい方は参考にしてみてくださいね。
就活を早く終わらせる方法
①:ベンチャー企業を受ける
②:就活エージェントの活用
それぞれ順番に解説していきます。
①:ベンチャー企業を受ける
『茶番でしかない就活を早く終わらせたい!』という方はベンチャー企業も視野に入れてみてください。
というのも、ベンチャーは大手よりも選考スピードが早いため内定獲得までの時間が短いからです。
大手とベンチャーで内定の出し方を比較すると下記のようなイメージ。
選考プロセスの違い
ベンチャー:決定プロセス短い
面接官⇒人事・現場社員で話し合い⇒内定
大手:決定プロセス長い
面接官⇒評価を人事に報告⇒人事内で話し合い⇒人事・現場社員で話し合い⇒内定
大手は決定プロセスが長いので、合否連絡をなかなかできず内定まで時間がかかってしまいます。
一方でベンチャーはポンポンと選考が進んでいくので、内定までスピードが早いんですよね。
ぼくの後輩にはESを出してから2週間で内定をもらったという人もいたほどですよ。
就活を早く終わらせたい方はベンチャーにもエントリーしていきましょう。

②:就活エージェントの活用
就活エージェントとは就活のプロが内定までマンツーマンでサポートしてくれるサービス。
イメージとしては下記の通りで、1人1人の就活生にあった企業紹介や選考対策をしてくれます。
就活エージェントとは?
就活エージェントは1人1人最適なプログロムを組んでくれるので最短ルートで内定を目指せます。
また紹介される企業は特別ルートなので通過率が高いんですよね。
実際ぼくの同期も内定0の状況から就活エージェントを利用したのですが、2か月ほどで2社から内定をもらうことができていました。
このように就活がうまくいっていなくても挽回可能です。
就活エージェントを活用して茶番でしかない就活を攻略していきましょう。

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まとめ:就活は茶番だが上手く切り抜けていこう
いかがでしたでしょうか?
今回は就活が茶番である理由と就活を早くおわらせるコツについて紹介していきました。
最後に内容をまとめると下記の通りです。
就活が茶番である理由5選
①:採用基準があいまい
②:ほぼ全員が同じ恰好で就活する
③:面接で第1志望と言わないといけない
④:詳しい業務内容を教えてもらえない
⑤:給料や福利厚生について聞けない
就活を早く終わらせる方法
①:ベンチャー企業を受ける
②:就活エージェントの活用
就活は茶番でしかありません。
ですが、ここで諦めてしまうと『貴重な新卒カード』をドブに捨てるようななのでもったいなすぎます。
今回紹介した就活を早く終わらせる方法を実践して、サクサクと内定を獲得していきましょう。
今回は以上です。