
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
・面接が早く終わる理由
・面接の合否を判断する基準
この記事を書いた人
・外資系を含む大手3社から内定を獲得
・これまで400人以上の就活生をサポート
30分の予定が15分で面接が終わってしまった。見切りをつけられたから面接を早く切り上げられたんだろうな・・
この記事を読んでくれているのは上記のような悩みを抱えている方かなと思います。
実際、私も第1志望の企業の面接が予定よりも10分早く終わってしまい不安になったことがありました。ですが、面接の3日後には通過の連絡をもらうことができたんですよね、
まずお伝えしたいのは、「面接が早く終わる=不合格」ではないので安心してくださいということ。
そこで本記事では、面接が早く終わってしまっても不合格ではない理由について、詳しく解説していきます。

前置きが長くなりましたが、さっそく始めていこうと思います!
面接が早く終わる理由
冒頭でもお伝えしたように、面接が早く終わったからといって必ず不合格というわけではありません。
そこで、なぜ面接が早く終わってしまうかの理由を解説していければと思います。
面接が早く終わる理由
- 合格ラインを超えていることが分かった
- これ以上時間をかけてもムダだと判断された
- 予備の時間を設けていた
それぞれ順番に解説していきます。
面接が早く終わる理由①:合格ラインを超えていることが分かった
合格ラインを超えていると判断できたときは、面接を早く終わらせることは多いです。
特に、1次面接のように選考を受ける人数が多く、「足切り」の意味合いが強い面接ではよく見られます。
面接官は合格だと判断できる材料がそろったら、「それ以上話しても時間のムダだから次の面接でさらに詳しくみればOK」と考えるわけですね。
実際、私も上手く話せていたのに予定より10分近く早く終わった面接があったのですが、結果は合格でした。
その企業では面接ごとにコメントをもらえたのですが、「ほぼ完ぺきだった。○○だけ深く考えてみて。」といってもらえたので、高評価だから早く終わったのかと納得できました。
合格ラインを超えていることが分かったときは、面接を早めに終わらせることは普通にありますよ。
最終面接が短いのは不採用フラグ
最終面接で時間が短いときは不採用のケースが多いです。例えば、30分の予定が5分や10分で終わってしまったとかですね。
というのも、最終面接は「合格=内定」となるので、これまでの面接よりも慎重に検討するはずだからです。
それにも関わらず、かなり早く終わってしまったということは、早々に見切りをつけられてしまった可能性が高いです、、
結論、最終面接の時間があからさまに短い時は不合格のことが多いですよ。
面接時間が長くても良くない
「面接時間が長い時はどうなのか」という疑問があるかもですが、基本的に面接時間が長い時は合否のボーダー線上にいる可能性が高めです。
というのも、現状の情報では合否を決められないので、判断材料をなんとか引き出そうとして、長引いていることが大半だからです。
面接官もなぜ合格にしたのか、なぜ不合格にしたのかを報告する必要があります。
なので「合否の判断材料ない⇒必死に情報を聞き出そうとする⇒面接が長引く」というようになるわけですね。
面接が早く終わる理由②:これ以上時間をかけてもムダだと判断された
これ以上質問しても合否は変わらないと判断されてしまうと、当然ですが面接は早く終わります。
このケースに当てはまる就活生の特徴は下記の通り。
- 身だしなみやマナーに問題がある
- コミュニケーション能力不足
- 明らかな準備不足で回答がボロボロ
上記のポイントに当てはまっていると、次の面接にあげられないと早々に判断され、早く終わることもめずらしくはありません。
このケースでは明らかに面接が早く終わりまして、目安としては予定の半分以下の時間で終わったときですね。
実際、人事の方からよく聞くのですが、絶対に不合格だろうなという人は最初の5分で分かるとのこと。
不合格と判断したら、決められた質問だけ聞いて、早めに面接終了となるわけです。
「面接官が自分に興味を持ってなそう、しかも面接は早く終わってしまった」という時は、不合格の可能性が高めです。
面接が早く終わる理由③:予備の時間を設けていた
面接では予備の時間が設けられていることも多いです。
「就活生に伝えられる面接時間=本来の面接時間+予備の時間」ということです。
というのも、予期せず面接が伸びてしまった、就活生が遅刻してきたなど、不測の事態を想定して時間設定しているからです。
なので、基的に面接は5分くらい早く終わります。
実際、私は面接を30回以上受けてきましたが、伝えられた時間より長引いたことは1回しかありません。むしろ、5分以上早く終わったことも結構ありましたよ。
30分や1時間の面接では、5~10分早く終わることが多いです。
伝えられた時間よりも少し短いくらいの時は、不合格だと見切りをつけられたわけではないので安心してください。
面接の合否を判断する基準
面接の時間だけでは合否は判断することは難しいです。
そこで、面接の様子から合否を判断する方法を3つ紹介していきます。
面接の合否を判断する基準
- 深掘りをどれくらいされたか
- 回答に共感されたか
- 答えやすい質問ばかりだったか
それぞれ順番に解説していきます。
面接の合否を判断する基準①:深掘りをどれくらいされたか
回答への深掘りをどれくらいされたかは、面接での合否を判断する基準になります。
なぜなら、面接官が深掘りするのは興味を持ったときだからです。
イメージとしては下記の通りです。
面接官の心理
パターンA:質問する⇒回答が返ってくる⇒興味が持てた⇒深掘りする
パターンB:質問する⇒回答が返ってくる⇒興味が持てない⇒次の質問
深掘りされるのは回答に興味をもらえたときのみです。
逆に、質問がポンポンと変わるときは興味を持ってもらえていない可能性が高めです。
実際、私は内定をもらった企業の最終面接で、30分のうち志望動機について15分も深掘りされたほど。聞かれた質問は志望動機と研究内容だけでした。
評価されている面接ほど深掘りされる傾向にあります。
なので、深掘りをどれくらいされたかは面接の合否を判断する1つの基準になるのです。
面接の合否を判断する基準②:回答に共感されたか
回答に共感されたときは評価されているケースが多いです。
というのも、面接官が就活生に自社を気に入って欲しいと思っている証拠だからです。
採用したいので、他の企業に取れないように「共感する=君みたいな人はうちの企業は合っているよ」と面接官がアピールしているわけですね。
具体的には、志望動機を話した後に「私も同じ理由でこの会社選んだよね」と言われるよなイメージです。
回答に共感されるのは高評価のサインなので、合格フラグと考えていいと思います。
面接の合否を判断する基準③:答えやすい質問ばかりだったか
答えやすい質問ばかりだったときは、評価されていないことが多いです。
というのも、回答の質が低いので回答を用意しにくい質問をする意味がないと判断されているから。
答えやすいを質問する⇒回答の質が高い⇒回答を用意しにくい質問をする
ほとんどの場合、面接官は上記のように質問をしていきます。
なので「回答を用意しにくい質問をされない=最初の段階でつまづいている」ということ。
結論、答えやすい質問しかされなかったときは不合格の可能性が高めです。

よくある質問①:面接官の反応で合否は分かるものでしょうか?

結論からお伝えすると、面接官の反応から合否は判断することは難しいです。
実際のところ、面接官は就活生に合否が分からないように振舞うことが多いからです。
例えば、不合格にする就活生に素っ気ない反応をして、そのことをSNSに書かれて炎上したら企業の信頼に関わってきます。なので、不合格にするからといって反応を変えることはありません。
逆に、私は今まで1番反応が良くなかった感じた面接が、実は合格していたということもありました。
このように、面接官の反応だけで面接の合否を判断することは厳しいです。
まとめ
今回は面接が早く終わってしまう理由について紹介してきました。
内容をまとめると下記の通り。
面接が早く終わる理由
- 合格ラインを超えていることが分かった
- これ以上時間をかけてもムダだと判断された
- 予備の時間を設けていた
面接の合否を判断する基準
- 深掘りをどれくらいされたか
- 回答に共感されたか
- 簡単な質問ばかりではなかったか
面接が早く終わったからといって、必ず不合格というわけではありません。
むしろ、面接時間と合否はほぼ関係ないと考えていいかなと思います。
結果が気になる気持ちは分かります。
しかし、今回の面接の振り返りを行って次の面接に備えていくことが、就活を成功させるためには大切になってきますよ。
今回は以上です。