
こんな悩みに答える記事となっています。
本記事の内容
面接の受かった/落ちたサイン
面接の結果がくるタイミング
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面接の手応えが分からず『受かったのか落ちたのか』と悩んでしまうことも多いと思います。
実際、ぼくも第1志望の企業の面接結果を待っているときに『上手く話せたけど、面接官の反応は普通だったな・・結果どうなのだろう』と落ち着かない日々を過ごしたこともありました。
ですが、面接を30回以上は受けてきた今では面接の手応えと合否の関係がなんとなく分かってきました。
そこで、本記事では 『 面接に受かったサイン・落ちたサイン』について、実体験をもとに解説していきます。

目次
【面接に受かったサイン】手応えが分からない時の判断基準
まずは受かっている可能性が高い面接の特徴を3つ紹介します。
具体的には下記の通り。
面接に受かったサイン
①:深掘りを徹底的にされる ②:面接の後半に難しい質問が多い ③:企業の話をされる時間が長い
それぞれ順番に解説していきます。
深掘りを徹底的にされる
深掘りを徹底的にされるということは、面接官に興味を持ってもらえている証拠です。
というのも、面接官は『 質問する⇒回答に納得できる⇒深掘りする』のように面接を進めていくから。
例えば、就活生2名を下記の通りで比較してみます。
Aさん:回答の質は高く。分かりやすく説明できている
Bさん:回答の質は低い。分かりやすく説明できている。
2名とも分かりやすく説明することはできていますが、深堀りしてもらえるのはAさんのみです。
なぜなら、Bさんの回答は質が低いので、面接官は興味を持てず他の新しい質問をしようと考えるから。
質問がポンポンと変わるのではなく、1つの質問を深堀されているときの方が評価されているということですね。
実際にぼくも内定をもらった企業の最終面接では、志望動機を15分深掘りされ続けました。人事に内定理由を聞くと、志望動機の納得性をかなり評価されていました。
深掘りをどれくらいされたかは面接の合否を判断する指標になりますよ。
面接の後半に難しい質問が多い
面接の後半に難しい質問をされたときも評価されているケースが多いです。
なぜなら、基本的な質問は完璧に回答することができていると面接官に判断されているからです。
少し考えてほしいのですが、面接官は基本的な質問もしっかりと回答できない人に難しい質問をすると思いますか?
もちろん、NOですよね。
なので『難しい質問をされた=一定レベルの評価をされている』と考えてOKです。
答えにくい難しい質問をされたから100%受かっているとは言えないですが、受かっている可能性は高いですよ。

事前に回答を用意することが難しい質問です。
具体例をあげると下記のような質問です。
回答が難しい質問の例
今年買った中で1番テンションが上がったものは?
2番目の趣味って何?なにが面白くて始めようと思ったの?
この100円のシャーペンを1,000円で売る営業をしてください。
上記のように、過去の選考体験記で調べられたり、他の企業では聞かれたことがなかったりする質問ですね。
面接官の心理としては基本的な質問はOKだから難しい質問をすることで『就活生の本性』を見抜こうとしているというわけです。
企業の話をされる時間が長い
面接官が企業についての話を長めにしているときは受かったサインです。
というのも、企業の話をしている時点で「面接が選考から入社へのお誘い」に変わっているから。
採用したいと考えた就活生に対して内定後に蹴られないようにするため、企業が魅力的に見えるような話をしているわけですね。
企業が魅力的に見える話の例
君のようなキャリアを考えて入社をしている社員は多いよ
業績は伸びていて来年からは海外事業にも力をいれるんだよね
研修が充実していて成長する環境にはぴったりだよ
上記のように就活生の話に共感しつつ、企業の魅力付けになる会話をされるイメージです。
『企業の話が多かったな!』と感じる面接はほぼ受かっていますよ。
【面接に落ちたサイン】手応えが分からない時の判断基準
基本的には『 面接に受かったサイン』の逆が『 面接に落ちたサイン』です。
面接に落ちたサイン
①:深掘りをほとんどされない ②:基本的な質問ばかりされる ③:企業の話を全くされない
上記以外に挙げるとすると『 選考に関係ない話が多い』というのも面接で落ちたサインの1つです。
『選考に関係ない話が多い=雑談に近い面接』はすでに評価を終えて、就活生のご機嫌取りをしている可能性が高いから。
1次面接や2次面接は最初の5-10分で評価はほぼ決まっているケースが多い。ですが、早めに面接を終わらせると企業の印象を落としかねないので、雑談をして時間を伸ばしているわけですね。
体験談:話が盛り上がったから受かったと勘違いした話
ぼくはある企業での1時間の面接において、話がときれず盛り上がっていたので受かったと確信したことがありました。
その時の面接の内容は下記の通りで「選考に関係ある話」は冒頭15分で残りは全て雑談でした。
選考に関係あること:15分
趣味や旅行の話:45分
結果としては不採用。今思い返すと、冒頭の15分で見切りをつけられ、残りは時間つぶしの雑談だったなと思います。
面接の手応えをたしかめるときに『話が盛り上がった』ということは良い指標になります。
しかし、話の中身も重要になることを忘れないようにしてくださいね。

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よくある質問①:面接時間が短い時はやはり落ちている?

結論からお伝えすると、面接の時間は合否に関係ありません。
理由は次の2点です。
- 合格ラインに達していることが分かったから早めに切り上げた
- 合否を判断できないので追加の質問をしたので長引いた
まず、「合格ラインに達していることが分かったから」という点については、1次面接など「足切り」が目的の面接ではよくあることです。
この段階では面接しなくてはいけない就活生が多いので、面接官は少しでも時間を短くしたいと考えているわけですね。
さすがに、面接時間が「30分⇒10分」になってしまったなど明らかに短すぎるケースは落ちている可能性が高めです、、
続いて『合否を判断できないので追加の質問をした』という点ですが、多くの質問はされるので手応を感じる就活生は多いです。
実際のところは『なんとか受からせる理由/落とされる理由』を探されているだけで、受かっているかの判断は難しいですよ。
結論、面接の時間から合否を判断することはほぼできません。

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面接結果は受かっていれば1週間以内にくる
面接の結果を待っているときって落ち着かないものですよね。
しかし、実際のところ受かっていれば1週間以内には連絡がくるこがほとんど。
採用したいと考えている就活生は早めに選考を進めて内定を出して囲い込みをしたいからですね。
ぼくは15社ほど面接に参加していますが、受かっていて連絡が1週間以内にこなかったのは1社だけでした。
むしろ、その他のほとんどの企業は面接を受けてから3日以内にはきていたほどです。
1週間経っても結果の連絡がこないときは、気持ちを切り替えて次の面接にそなえていきましょう。
よくある質問②:結果がくるのが1週間以上かかることはないの?

もちろん、受かっていても結果の連絡が1週間以上かかることもあります。
そのほとんどが『一斉に結果連絡する方針の企業』かなと思います。
しかし、90%以上の企業では受かっていれば1週間以内に連絡はきます。
面接から1週間経っても結果の連絡がないときは、次の面接に向けた対策進めてくようにしましょう。

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まとめ
今回は面接の受かった/落ちたサインについて紹介してきました。
内容をまとめると下記の通りです。
面接に受かったサイン
①:深掘りを徹底的にされる ②:面接の後半に難しい質問が多い ③:企業の話をされる時間が長い
面接に落ちたサイン
①:深掘りをほとんどされない ②:基本的な質問ばかりされる ③:企業の話を全くされない
面接の手応えはなかなか分かりにくいものです。
しかし、面接の結果が気になりすぎて就活の準備に支障が生じることもあり得ます。
面接が終わったら結果ばかり気にするのではなく、振り返りを行い、次の面接に備えていくことも大切ですよ。
今回は以上です!