
面接練習はいつから始めるの?
実際に何回するべき?
そもそも面接練習は必要?
失敗しない練習方法とは?
こんな悩みを解決する記事となっています。
この記事を書いた人
就活で成功するためには面接練習をいつから行うべきなのか気になる方も多いですよね。
結論だけ最初にお伝えしておくと『本命企業を受ける2か月前、遅くとも1か月前』に始めておくべきかなと思います。
ぼくも就活始めたての頃は面接でうまく話せず失敗の連続でしたが、繰り返し練習をした結果、大手3社から内定を獲得することができました。
このように面接練習は大切です。
この記事では『面接練習を始める時期とその理由』『失敗しない面接練習の方法』について紹介していきます。

目次
面接練習を行う必要性
「聞かれることは分からないから面接練習は意味なし」と聞いたことがあるかもですが、面接練習は必ず行うようにしましょう。
理由は1つで面接練習をすれば、確実に面接でうまく話せるようになるから。
当然ですが面接でうまく話せるようになれば、面接の通過率も上がっていきます。
ぼくも就活を始めたての時期はたどたどしくしか話せず面接が嫌いでした。しかし、練習を何度も行ったので就活が終わるころには『話すのほんと上手いね』と褒められるほどになったんですよね。
就活の選考の大半は面接なので『面接練習をする⇒面接でうまく話せるようになる⇒面接の通過率UP⇒就活の成功率UP』となります。
なので就活で成功するためには、時間はかかりますが面接練習は必須ですよ。
面接練習を行うメリット
面接でうまく話せるようになる以外にも面接練習を行うメリットはあります。
具体的には下記の通りです。
面接練習を行うメリット
面接の流れを掴める
面接当日でも緊張しにくくなる
面接官から評価されやすい回答ができるようになる
このように面接練習を行うことは面接の通過率UPに直結します。
面接練習をがっつりとしていきましょう。
面接練習はいつから始めるべき?
面接練習は本命の企業を受ける2か月前には始めておくべきです。最低でも1か月前には始めておく必要があるかなと。
理由は簡単で、今まで面接を受けたことがない人が内定レベルの面接が出来るようになるには何度も練習する必要があるからです。
もちろん就活は面接対策だけでは成功しません。なので、他のことと並行して面接練習する必要があるので、思ったより時間がかかってしまうんですよね。
実際にぼくも面接練習ほぼなしの時期の面接は惨敗でしたが、その後に面接練習をじっくりやった結果、大手企業3社から内定をもらうことができています。
具体的な面接・面接練習のスケジュールは下記の通りでした。
筆者の就活スケジュール
修士1年の6-8月(面接練習ほぼなし)
インターン面接で1勝9敗
修士1年の9-10月
面接練習など就活対策を行う
修士1年の10月後半-2月
外資系の本選考を受ける
3社から内定を獲得
面接経験が0の人も2か月ほど練習すれば難関企業からでも内定を獲得することができます。
本命企業の面接を万全な状態で受けられるように、その2か月前、最低でも1か月前までには面接練習を始めるようにしましょう。

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失敗しない面接練習の方法
具体的な面接練習の進め方は下記の通りです。
①から順に実践してみてくださいね。
失敗しない面接練習のやり方
①:面接で話す内容を整理する
②:面接での話し方をマスター
③:1人で練習する
④:模擬面接を行う
①面接で話す内容を整理しておく
面接で話す内容は事前に作っておく必要があります。
話す内容を整理しておかないと面接でうまく話すことができないからですね。
例えばですが、次の2つではどっちが話しやすいですか?
パターンA:自分の趣味をプレゼン
パターンB:日本の就活状況についてプレゼン
絶対にパターンAだと思います。
「なぜ好きか」とか「続けている理由」とかも理解できているでしょうし、好きなことだから知識もあるのである程度は話せると思える人が多いはず。
しかし『就活の面接=自分を売り込むこと』です。自分という人間について深く理解し、売り込む経験ってないですよね。
なので自己分析を行って話す内容を整理しておかなければ、面接では絶対に上手く話すことはできません。
まずは面接で話す内容を作るところから始めていきましょう。
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②面接での話し方をマスター
次は面接で論理的で伝わる話し方をマスターしていきましょう。
理由は単純で魅力的な回答を作ったとしても、うまく伝えれなければ面接で評価されることはないからですね。
面接での論理的で伝わりやすい話し方には型がありまして、それが下記の『PREP法』です。
PREP法
『結論⇒理由⇒具体例⇒もう一度結論』の流れで話せば、『伝えたいことは的確に伝え、面接官を引き込む魅力的な話し方』ができます。
実際に多くのビジネスマンもこの方法を使って商談やプレゼンを行っているほど。
面接練習のときだけではなく日常の会話でも常に使うことが、PREP法をマスターする近道ですよ。
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③1人で練習する
話す内容の整理・面接での話し方への準備が終わったら、本番の面接をイメージして1人で面接練習を進めていきましょう。
いきなり模擬面接をしてもうまく話せないので、時間をムダにする可能性が高いからですね。
1人で面接練習を行う流れは下記の通りです。
①:伝えたい要素を暗記
②:暗記した要素をストーリー化する練習
③:①②を繰り返し練習
④:より伝わりやすい内容に改善
上記の①②の部分が分かりにくいと思うので、志望動機を具体例をにして詳しく解説していきます。
具体例 志望動機 私は人に喜びをあたえる仕事したいという夢があります。その理由は料理の経験に由来します。オリジナルのメニューを考え、それを家族や友人や振舞ったときに喜んでくれることが、モチベーションになり小学5年生から続けてきました。なので、商品を考え、それを多くの人に使ってもらうことで喜びをあたえられるマーケティング職が自分の夢を叶えるために最適と考えています。 暗記するべき要素 ①:人に喜びをあたえる仕事したい ②:料理の経験でそれを感じた ③:マーケティング職が自分の夢を叶えるために最適
このように『 要素の暗記⇒ストーリー化して回答を作る』の練習をすることで、面接での対応力が上がっていきます。
スラスラ話せるようになるまで繰り返し練習していきましょう!
④模擬面接を行う
『1人で面接練習⇒すぐに本番の面接』という人も多いですが、これでは失敗する可能性が高めです。
1人で行う面接練習が終わったら、模擬面接は必ず行うようにしましょう。
というのも、1人で面接練習をしていては気が付かない改善すべき点がかなりあるからです。
模擬面接で気が付ける改善点 うまく話せない箇所 深掘りされるポイント 準備ができていない質問
『 模擬面接を行う⇒改善点を直す』までやって初めて面接突破力が上がります。
周りの人を捕まえて必ず模擬面接は必ず行うようにしてくださいね。
フィードバックは必ずもらうようにしよう
模擬面接ではフィードバックをもらうようにしましょう。
自分は話すことで手いっぱいで改善するべき点に気が付くことは難しいからです。
特に初めのうちは『全然話せなかった・・』という感想だけで終わってしまうと思うので、、
他の人が聞いて気になる点を1つずつ改善していくことが、面接で評価されるようになるための近道ですよ。
よくある質問①:模擬面接は何回くらいするべきですか?
こんな疑問があるかもですが、最低3回は行うべきだと思います。
3回ほど行えば面接力もかなり上がるし、面接の雰囲気も掴むことができるから。
ぼくの体感ですが、3回くらい模擬面接をすると次のように面接力がアップしていきます。
1回目:面接の流れを理解する
2回目:面接で基本的な質問に答えられるようになる
3回目:深堀り質問への対応力が上がる
もちろん回数を重ねることも大切ですが、1回ごとに改善点を修正していかなければ効果は激減します。
『 模擬面接⇒改善点を修正して次に活かす⇒模擬面接』のように進めていくようにしましょう。
よくある質問②:Web面接のための特別な練習が必要?
このように悩むかもですが、Web面接に向けた特別な練習は必要ありません。
というのも、『Web面接』も『対面の面接』も評価されているポイントは変わらないからです。
ですが、面接官の表情や雰囲気は分かりにくいため、いきなり本番のWeb面接を受けてしまうとテンパるかもです。
それを防ぐために1度だけでいいので、オンライン模擬面接を行うようにしてくださいね。
面接練習で気をつけるべきこと
面接練習で気をつけるべきことについて紹介します。
下記2つのポイントを無視してしまうと、せっかく練習しても効果が出にくいので注意してください。
面接練習で気をつけるべきこと
①:回答をマル暗記しない
②:就活を経験した人とも模擬面接を行う
それぞれ順番に解説していきます。
①:回答をマル暗記しない
1つめは回答のマル暗記はNGということです。
理由はシンプルで回答のマル暗記では面接で評価されにくいから。
評価されにくい原因は下記の通りです。
棒読みになるので面接官に熱意が伝わらない
暗記していない質問には全く対応できなくなってしまう
忘れてはいけないという緊張感で頭が真っ白になりやすい
『その場で文章を考えて話すなんてムリ・・』と最初はそう思ってしまうのも分かります。
ですが、回答マル暗記の練習方法ではいつまでも面接で評価されないので、絶対にやめましょう。
②:就活を経験した人とも模擬面接を行う
2つめは就活を経験した人とも模擬面接を行うようにするです。
『就活を経験した人=面接で評価されるポイントを知っている』ので適切なフィードバックをもらえるからです。
実際にぼくも大手に内定した先輩と模擬面接をするようになってから、面接でも深い回答が出来るようになり面接の通過率が一気にあがりました。
考えて欲しいのですが、友達に適切なフィードバックできそうですか?
内定を持っていない今の段階では『この回答は分かりにくかった』くらいしかコメントできないですよね。これは友達も同じです。
面接力を最短ルートで上げていくためには、就活を経験した人と模擬面接を行って適切なフィードバックをもらうことが大切ですよ。
本番の面接は最も練習になる
実際のところ本番の面接が1番の面接練習になります。
理由としては下記の通りです。
緊張感の慣れにつながる
改善点がはっきりと分かる
本番の面接で聞かれる質問を知れる
本番の面接は模擬面接をよりも得られるものがかなり多いです。
理想を言ってしまえば、、
紹介した4STEPを終えた後に「 本番の面接⇒改善する⇒本番の面接」を繰り返すことにより、最短で面接力を内定レベルまで上げることができます。
ですが、面接を受けるために「ESを書く&Webテストを受ける」が必要となるので、かなり時間がかかります。
就活はたださえ忙しいのに練習目的で、興味もない企業を受ける時間はないですよね。
そこで、おすすめなのが『逆オファーサイト』の利用です。
登録しておくだけで企業からオファーが届き、ESやWebテストなしで面接を受けることができますよ。
オファーはすぐに届くとは限らないので、早めに登録しておくことがおすすめです。
多くのオファーをゲットして、本番の面接経験をたくさん積んでいきましょう!

まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は『面接練習を始める時期』『面接練習の進め方』について紹介してきました。
要点を最後にもう一度確認しておきましょう!
就活で成功するためには面接練習はマスト
面接練習は本命企業を受ける2か月前に始めよう。遅くとも1か月前には始める。
失敗しない面接練習のやり方
①:面接で話す内容を整理する
②:面接での話し方をマスター
③:1人で練習する
④:模擬面接を行う
面接練習を行っていけば、必ず面接の通過率は上がっていきます。
選考の大部分は面接なので、面接の通過率UPは就活成功には必要不可欠ですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今回は以上です。