
面接でいつも思うように喋れないのはなぜ?
なぜ他の就活生は上手く話せているの?
面接で上手く話せるようになるコツはあるの?
こんな悩みを解決する記事となっています。
この記事を書いた人
面接でうまく話せないのには原因があります。
この原因を克服していけば誰でも面接で伝わる話し方ができるようになります。
この記事を書いているぼくも、就活を始めた頃は面接で思うように話せず、周りの就活生と比べて自分が嫌になることもありました。
しかし、今回紹介する方法を実践することで面接でもスラスラ話せるようになり、大手企業3社から内定をもらうことができています。
この記事では『面接で話せない原因と対策』『面接で上手く話すための練習法』を紹介していきます。
紹介する方法を実践することで、面接で言葉に詰まることを格段に減らすことができますよ。
面接で上手く喋れないのには原因がある
就活の面接でうまく話せないのには原因があります。
まずはその原因を理解していきましょう。
事前に理解しておくことで、これからの面接対策の質が大きく変わってきますので。
面接で上手く喋れない原因
①:面接での回答を暗記している
②:伝わりやすい話し方を使えていない
それぞれ順番に解説していきますね。
面接で喋れない原因①:面接での回答を暗記している
「面接=暗記したことを話す場」となっている方は、いつまでも面接でうまく喋れるようになりません。
理由は2つありまして下記の通りです。
緊張で暗記した原稿を忘れる可能性が高いから
準備していない質問には全く回答できないから
面接でされる質問の回答を全て作成することも、それらを全て暗記することも不可能です。
面接でされる質問の種類は50個以上はあると思うので、、
ぼくも回答をマル暗記していた時期がありましたが、準備していない質問をされたときは何も話せないですし、覚えたものも緊張で忘れることは多々ありました。この頃の面接は通過率10%くらいと悲惨でしたね。
回答のマル暗記ではいつまでも『面接でうまく話せない=不採用の連続』となっていますよ。
暗記するのは要素だけでOK
こんな疑問があると思いますが、「話す要素」だけを暗記しておくことが大切です。
暗記した要素をストーリー化していけば、面接本番でもうまく話すことができるからですね。
志望動機を例にして簡単に説明していきます。
具体例
志望動機
私は人に喜びをあたえる仕事したいという夢があります。その理由は料理の経験に由来します。オリジナルのメニューを考え、それを家族や友人や振舞ったときに喜んでくれることが、モチベーションになり小学5年生から続けてきました。なので、商品を考え、それを多くの人に使ってもらうことで喜びをあたえられるマーケティング職が自分の夢を叶えるために最適と考えています。
暗記するべき要素
①:人に喜びをあたえる仕事したい
②:料理の経験でそれを感じた
③:マーケティング職が自分の夢を叶えるために最適
このように『要素』と『話す順番』を覚えておけば、伝えたいことを分かりやすく話せるようになります。
暗記する量も少ないので『緊張でテンパって何を話せばいいか分からなくなった、、』ということがかなり減りますよ。
暗記量を減らすことが緊張の軽減にもなる
面接では緊張でいつものように話せない・・と悩んでいる方も多いと思います。
ですが、暗記量を減らすことは緊張を和らげることにも繋がります。
「暗記量が多い=原稿を忘れちゃいけない+うまく話さないといけない」という2つのプレッシャーを抱えて面接に挑んでいる状態だから。
面接の前に原稿を暗記できていないことに焦って面接前からか緊張でガチガチ。これでは面接を始めるからハンデを背負っているものですよね。
面接はたださえ緊張します。暗記量を減らすことでムダな緊張をしないようにしていきましょう。
面接で喋れない原因②:伝わりやすい話し方を使えていない
言いたいことはあるのにそれが面接官にうまく伝わっていない・・
こうなってしまうのは『伝わりやすい話し方』を使えていないからです。
今の状態は行き当たりばったりで考えていることを話しているだけなので、うまく話せる時とうまく話せない時があって当然かなと。
解決策:PREP法を使う
面接で伝わりやすく話すためには『PREP法』を使うことが1番の近道です。
理由は1つで『PREP法』はビジネスの場でも広く使われている、論理的で伝わりやすい話し方だからですね。
実際、ほとんどのビジネスマンがこの方法を使ってプレゼンや商談で相手に自分の考えや意見を伝えています。。
PREP法
上記のように『 結論➝理由➝具体例➝もう一度結論』の型に沿えば、伝えたいことを論理的に分かりやすく話すことができます。
面接で話すときは常にPREP法を意識して、面接官に分かりやすく伝えていきましょう。
面接でうまく喋れない人がやるべきこと4つ
面接でうまく話せるようになるために実践すべきことは下記の4つです。
以下の4つを行うことで、面接で伝わる話し方をマスターしていきましょう。
面接で話せるようになるための方法 ①:繰り返し練習する ②:頻出質問への回答を用意しておく ③:面接後の振り返りも忘れない ④:面接ではゆっくり話すことを意識する
それぞれ具体的に解説していきますね。
①繰り返し練習する
うまく話せるようになるには面接練習を繰り返し行うことはマストです。
実際に回答をアウトプットしなければ話す技術は向上していかないので。
『回答を話す練習をしないこと』は『バットの振り方を本で学んで、素振りもせずに試合に行く』ようなものです。これでは試合で絶対に試合(本番)で打てないですよね。
面接も全く同じで話す練習をしなければ、面接(本番)で絶対に話すことはできません。
初めは1人でぼそぼそとつぶやくのでもOKなので、とにかくアウトプットの機会を増やしていきましょう。
フィードバックをもらうことは大切
1人である程度練習したら他の人に自分の回答を聞いてもらい、フィードバックをもらうようにしましょう。
自分では分かりやすいと思っても、他の人が初めて聞いたらあまり伝わらかなかったということがあるので。
面接官は話を初めて聞きます。自分は何度も話しているので違和感がないことも、初めて聞く面接官からしたら理解できないことは結構あると思った方がいいです。
なのでフィードバックをもらい、初めて聞く人でも理解できる話し方に変えていくことが大切。
友達でもいいので自分の回答を聞いてもらう場を設けるようにしてくださいね。
本番に近い状況でも練習して緊張感になれておく
面接でうまく話せるようになるためには、『本番に近い状況=社会人との面接練習』を行って緊張感に慣れておくことも大切です。
友達との面接練習もいいですが、やはりそれでは本番の緊張への慣れには繋がらないので。
ぼくも友達と模擬面接ではうまく話せていたのに、本番では面接官(社会人)の雰囲気に緊張しすぎて、いつも通り話せないことも多々ありましたね。
このように友達の模擬面接と面接官が行う本番の面接では緊張感が違います。
緊張しすぎてしまうと、いつも通りに話せなくなるのは当然です。
なので『本番に近い状況=社会人相手の模擬面接』を行い、面接の緊張感に耐性をつけておくことが大切ですよ。
そんな方はキャリアチケットを利用していきましょう。
というのも、就活のプロが内定まで何度でも、マンツーマンで模擬面接を行ってくれるからですね。
オンラインでも対応してくれるので予定の調整はしやすいですし、Web面接の練習にもなるのでとにかくおすすめです。
今まで使ったことがない方は、このタイミングでぜひ『キャリアチケット』を活用してみてください!
②頻出質問の回答は用意しておく
聞かれやすい質問への回答は事前に準備しておきましょう。
回答を1度でも作ったことがあると圧倒的に話しやすくなるからです。
面接でよく聞かれる質問
志望動機
自己PR
強み/弱み
学生時代に頑張ったこと
上記は頻出なだけではなく、面接での評価の中心になる質問。
そのぶん面接官にひびく深い回答を求められます。なので、事前に準備して魅力的で伝わりやすい内容にしておく必要があるんですよね。
実際、ぼくはこの4つの質問の回答への準備が入念になってから面接の通過率が大きく上がりました。必ず聞かれる質問の準備が万全なので、自信をもって面接に挑めるのも大きかったですね。
繰り返しですが、聞かれやすい質問の回答は事前に作成しておきましょう。
準備しておけば心にゆとりも生まれるので、格段に話しやすくなるはずですよ。
準備していない質問をされたときはどうしたらいいの?
こんな悩みを持っている方も多いと思います。
『準備していないし、すぐに答えられなそうという質問』に対しては考える時間をもらうようにしてみてください。
面接官は回答の速さではなく回答の質を重視しているので、考える時間をもらっても評価を下げられる可能性は低いからです。
実際にぼくも面接中に考える時間をもらったことが何度かありますが、その面接は通過していたので問題ないかなと。
回答に困ったときは『少し考えてもいいですか?』と時間をもらうようにしましょう。
速さを重視した結果として伝わらない話し方になってしまうと、評価を下げられるので注意してくださいね。
③面接後の振り返りを忘れない
最短ルートでうまく話せるようになるために振り返りは必ず行うようにしましょう。
実際に本番の面接で話してみないと、気が付かないポイントが多くあるからです。
振り返りするポイント
スラスラ話せなかった質問
その業界で聞かれやすい質問
深掘りされやすい箇所とその回答作成
次回の面接までにやるべきこと
上記のポイントを意識して面接の振り返りを行ってみてください。
振り返りをするかしないかで少しずつ差がつき、5回面接を行った後には埋めることができないレベルの差がついているので。
次回の面接までにどこを改善していくか考え、練習することで少しずつ成長していくことができますよ。
④ゆっくり話すことを意識する
面接では普段よりもゆっくり話すことを意識しましょう。
理由は下記の通りです。
緊張で普段より早く話してしまうから 情報を整理しながら話せるから
面接で話せないと悩む多くの人が『 緊張する⇒早口になる⇒頭で文章を作るのが追い付かない⇒論理的に違和感のある話し方になる』という負のループにはまっています。
面接で緊張してしまうという人はゆっくり話すことを意識すると、かなり話しやすくなるはずですよ。
このような疑問があると思いますが、話すスピードが遅くても全く問題ありません。
なぜなら、面接官は話すスピードではなく回答の質で就活生を評価しているから。
実際に、僕は話すスピードを遅くしてからの方が面接の通過率は良かったです。体感としても話すスピードを遅くしてからの方が論理的に喋れていましたし。
話すスピードが早くなると、その分文章構成も早く作る必要があるのでテンパりやすいです。
面接では普段の8割くらいのスピードになるように意識して話してみてくださいね。
緊張しすぎはもったいない:『面接官=敵』ではない
面接官=自分を落とそうとする人と考えて緊張してしまっていませんか?
ですが、実際のところ『面接官は味方』です。
理由は簡単でして、面接官は優秀な人材を探すことが目的なので目の前の就活生の良いところを見つけようとしているから。
落とすことが目的ならば20-30分も面接をしません、時間のムダなので。就活生の色々なことを知りたいから時間をかけているんですよね。
面接官を自分の敵と思っていると緊張しすぎるので、うまく話せないのも当然です。
『面接官=自分の話を聞いてくれる人』と意識を変えると、面接での緊張はかなり和らぎますよ。
まとめ:正しく準備すれば面接でうまく話せるようになる
今回は『面接で話せるようになるためのポイント』について紹介してきました。
内容をまとめると下記の通りです。
面接で上手く喋れない原因
①:面接での回答を暗記している
②:伝わりやすい話し方を使えていない
面接で上手く喋れない人がやるべきこと
①:繰り返し練習する
②:頻出質問への回答を用意しておく
③:面接後の振り返りも忘れない
④:面接ではゆっくり話すことを意識する
面接官=味方という意識改革をする
面接でうまく話せないのには原因があります。
その原因を克服するために今回紹介した方法を実践することで、必ず面接でスラスラと話せるようになりますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました!今回は以上です!