
また、これから就活を進めていくうえで、陰キャでも受け入れてくれる企業の探し方も知りたいです。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
・理系就活と文系就活の違い
・理系が就活を楽に進める方法
本記事の信頼性
・この記事を書いている私は理系院卒の社会人2年目。
・1人でいることが好きな陰キャだが大手から3社内定。
「陰キャは就活で陽キャに勝てない」
「コミュ力がないと大手から内定は取れない」
就活を始めると、上記のような悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。
実際、ぼくもコミュ力に自信ない陰キャだし、大学時代はアルバイトしかしていない・・。キラキラした陽キャに就活では勝てないと思っていました。
ですが、就活を進めていく中で陰キャでも,、就活で成功することができる方法が分かってきました。
この記事では「陰キャを欲しがる企業を見つける方法」「陰キャが就活で失敗しないためにやるべきこと」について紹介していきます。

陰キャを欲しがる企業を見つける方法
結論は「陽キャが有利になる企業を避ける」ということです。
具体的な方法は下記の通り。
陰キャを欲しがる企業を見つける方法
・口コミサイトを使って社風を調べる
・OB/OG訪問アプリを活用する
・職種別採用をしている企業を狙う
それぞれ順番に解説していきます。
口コミサイトを使って社風を調べる
「Openwork」や「就活会議」などの口コミサイトを使うことで企業の社風について詳しく知ることができます。
といのも、現職または退職した社員がその企業のリアルについてコメントしているからです。
実際にぼくも口コミサイトを利用することで、イメージでは陽キャが多そうと思っていた企業が実は勤勉な人が多く、働きやすい企業だと知ることができました。
企業の採用HPにはいいことしか書かれていません。
口コミサイトを使い、企業のほんとうの社風を把握していきましょう。
OB/OG訪問サイトを活用する
社風だけではなく「働く人の雰囲気」を知ることも企業選びではとても重要です。
そんなときにおすすめなのがOB/OG訪問サイトを活用することです。
なぜなら、社員の方のプロフィールを確認することで簡単に雰囲気を理解することができるから。
下記の2つのプロフィールを比較したら、どちらが「陰キャ」か「陽キャ」ってすぐに分かりますよね。
Aさん:趣味はキャンプとテニスサークルでの活動。金曜の夜から日曜まで基本的に外出しているアクティブなタイプかなと思います。
Bさん:趣味は1人のみと映画鑑賞。仕事で疲れていることもあり、休みの日は1人でゆっくりしていることが多いです。
このように「陰キャ」の社員が多そうな企業を見つけていきます。
「陰キャの社員がいる企業=陰キャを受け入れてくれる企業」ということなので。
そして、気になる企業を見つけたら実際にOB/OG訪問していくことで、より詳しくその企業について把握していきましょう。
おすすめののOB/OG訪問サイト
- MATCHER
- ビズリーチキャンパス(早慶・旧帝大向け)

職種別採用をしている企業は狙い目
職別採用している企業はかなり狙い目です。
というのも、経理、人事、総務など外部の人と関わりが少ない裏方の職種があるから。
例えば、営業は外交的でコミュ力がないときつかったりします。ここで勝負しても陽キャには勝てないですよね。
一方で、裏方の職種は「コツコツ働ける」とか「周りを活かす」などの陰キャの強みを使って勝負することができます。
実際、ぼくが勤めている企業でも「営業=コミュ力のかたまり」「経理、総務=まじめ・勤勉」といった社員の方が多いイメージです。
陰キャでも勝負できる職種別採用をしている企業は狙い目かなと思います。
陰キャが就活で失敗しないためにやるべきこと
陰キャが就活で失敗しないためにやるべきことを紹介します。
具体的には下記の通りです。
陰キャが就活で失敗しないためにやるべきこと
・面接での話し方を身に付ける
・自己分析をして強みを見つける
・嘘をついたり話を盛ったりしない
それぞれ順番に解説していきます。
面接での話し方を身に付ける
まず前提として「面接に受かる人=コミュニケーション能力が高い人」ではないということです。
というのも、面接は会話ではなく1問1答だからです。
「面接官に質問される⇒就活生が答える」が繰り返されるだけなので、コミュ二ケーション能力よりも大事なのは伝える力です。
「コミュ力=伝える力」なのでは?と思う就活生も多いかもですが、実際は違います。
具体的にはそれぞれ下記のイメージです。
- コミュニケーション能力=会話を盛り上げる能力
- 伝える力=分かりやすく論理的に説明する能力
面接では伝える力が高い人が勝ちます。
なぜなら、面接官と会話するよりも自分のこと説明することがアピールに繋がるからです。
理系院生の陰キャでも面接の通過率が良かったのは、プレゼンや研究説明を真面目にこなしていたので、伝える力は身に付いていたからかなと思います。
このように面接では伝える力がとても重要になるのです。

面接での話し方に「型」があります。
それは下記の「PREP法」です。
この型に沿って質問に回答していくだけでOKです。
なぜなら、ビジネスシーンで使われている伝わりやすい話し方だからです。
結論から話し始めないだけで、面接官に「この就活生の話は分かりにくいな」と思われる可能性高めですね。そうなると必然的に評価も低くなるので注意が必要です。
もちろん、いきなりこの型を使って話すのは難しいと思います。
まずは「結論⇒理由」の部分だけを意識して練習してみてくださいね。

>>面接での話し方についてはこちらで詳しく解説しています。「面接で喋れないのは「伝え方の型」を知らないだけ【使い方を解説します】」
自己分析をして強みを見つける
自己分析をして「強み」を見つけることはマストです。
強みをアピールしなければ、企業から評価してもらい内定を取れないからですね。
といわれても自分に強みなんてない・・と悩んでしまう人も多いと思います。
ですが、就活でアピールする強みは「自分の中で1番アピールできること」を選べばOKです。
というのも、就活では面接官に「この就活生の強みは○○なんだ。話を聞いていてもたしかに!」と納得してもらえればいいからです。
行動力をアピール就活生は山ほどいます。ですが、1番行動力がある人だけが内定をもらえるのでしょうか?そんなことないですよね。
強みを探すときに他人と比較する必要はありません。
自己分析をして、自分の中でアピールできると思える強みを探していきましょう。
>>強みがなかなか見つからない人は「OfferBox」の性格診断がおすすめです。

よくある質問①:誇れるエピソードがないどうしたらいい?

こんな疑問に回答していきます。
結論からお伝えすれば、アルバイトのエピソードがあれば大手からでも内定は取れます。
なぜなら、企業はエピソードの華やかさではなく、エピソードを通じて「課題を解決する過程」や「業務に取り組む姿勢」を見ているからです。
実際、ぼくの友人でアルバイトのエピソードのみで外資IT系企業や総合商社などの難関企業から内定をバンバン獲得していた人もいました。
面接官に評価されるような内容構成・話し方ができれば、アルバイト経験だけでも大手から内定を取ることはできますよ。
よくある質問②:資格でアピールするのはあり?

このような疑問を持つ方も多いと思います。
ですが、就活で資格はそこまで重要ではありません。
というのも、資格をアピールしても企業から評価される可能性は低いからです。
ぼくもTOEIC855を使って就活をしていましたが、全く上手くいきませんでした。むしろ、面接官にTOEICの点数について興味をもってもらったことすらなかったですね、、
このように今から資格を取る必要は全くありません。
自己分析や模擬面接を行っていた方が内定への近道になりますよ。
嘘をついたり話をもったりしない
自分をよく見せようとして嘘をついたり話を盛ったりすることはNGです。
なぜなら、絶対に面接官にバレるからです。
ぼくもこれまで50人近い就活生と模擬面接をしてきましたが、話を盛っている人はなんとなく分かります。それで、深掘りするとあやふやな回答になるのでやはりという感じですね。
面接官に「就活生は嘘ついているな」と思われたら、その時点で信用をなくしてしまいます。信頼がない人を評価しないのは当然のことですよね。
嘘をついたり話を盛ったりせず、自分の良さをアピールしていくことが重要なのです。
まとめ
今回は「陰キャの就活」について紹介してきました。
内容をまとめると下記の通りです。
陰キャを欲しがる企業を見つける方法
・口コミサイトを使って社風を調べる
・OB/OG訪問アプリを活用する
・職種別採用をしている企業を狙う
陰キャが就活で失敗しないためにやるべきこと
陰キャでもしっかりと準備すれば就活で成功することはできます。
ポイントは「陽キャが有利な企業を受けない」ということです。
この記事で紹介した対策を今日から始めていきましょう。
確実に内定に近づくことができますよ。
今回は以上です。