
こんな悩みを解決する記事になっています。
この記事を読むことで、「早期内定が出る業界・時期」「早期内定のために今からやるべきこと」までをイメージできるようになると思います。
記事の信頼性
・早期内定(修士1年の12月)を獲得
・倍率300倍を超える企業から複数社内定を獲得
・これまで就活生を350人以上サポートしてきました。
目次
早期内定が出る業界・時期
早期内定が出る業界は下記の通りです。
これらの業界では大学3年生(修士1年)の時期から内定を獲得できます。
特に、外資系企業は優秀人材を確保するために早期内定を出す傾向にあります。
サマーインターンで内定を獲得して就活終了。という就活生もいるほどなのです。
・【3年の8-12月】外資系コンサル
・【3年の1月】外資系金融
・【3年の10-3月】外資系メーカー
・【3年の12-3月】メガベンチャー
・【3年の8-3月】ミドルベンチャー
順に内定が出る業界・時期について解説していきますね。
また、合わせて各業界の有名企業について紹介します。
外資系コンサル
外資系コンサルは、大学3年生の9-12月ごろに内定が出ます。
大学3年生の夏、冬の2回選考を行います。
外資系コンサルの選考フローは下記の通りです。
- ES・筆記テスト
- ケース面接
- インターン(JOB)選考
- 最終面接
ケース面接やインターン対策など対策することが他の業界に比べ多いです。
そのため、外資系コンサルは目指す場合は早め早めの対策が重要になってきますす。
また、少し前までは東大や京大の学生しか入れない。
と言われていた超難関業界でしたが、最近では採用枠が倍増したために内定を獲得しやすくなってきています。
実際、各企業20-50人ほど内定が出るため外資系の中では採用人数が多い業界なのです。
外資系コンサル 企業例
・マッキンゼー
・ボストン・コンサルティング・グループ
・A・Tカーニー
・アクセンチュアなど
外資系金融
外資系金融は、大学3年生の1月ごろに内定がでます。
内定が出るのは外資系コンサルよりも遅めですが、夏から勝負は始まっています。
なぜなら、サマーインターンが本選考に大きく影響するからです。
外資系金融を目指す場合はサマーインターンへは積極的に参加していきましょう。
外資系金融 企業例
・ゴールドマン・サックス
・モルガンスタンレー
・ドイツ銀行
・バークレーズなど
採用人数は各企業10-20人と非常に少ないです。
また、受けるのは東大や早慶など上位校の学生中心です。
そのため、外資系の中で内定を獲得をするのが最も難しい業界なのです。

外資系メーカー
外資系メーカーは、大学3年の10-3月ごろに内定がでます。
基本的には日系のメーカーと同様の選考フローで面接が中心です。
しかし、日系メーカーと異なり一定レベルの”英語力”を求められます。
実際に選考では下記のようなことが行われることもあります。
- TOEICの点数で足切りをする企業がある
- Webテスト・筆記テストに英語がある
- 英語面接が行われることがある
英語に苦手意識が強い人には少し厳しいかもしれません。
最低でもTOEIC750点レベルの英語力は求められるのが外資系メーカーの特徴なのです。
外資系メーカー 企業例
・P&G
・ユニリーバ
・日本ロレアル
・ジョンソン&ジョンソンなど

メガベンチャー
メガベンチャーは、大学3年の12月-3月ごろに内定が出はじめます。
公表していなくても通年採用している企業が多いことが特徴です。
サマーインターンに参加し3年生のうちに内定をもらう学生もいれば、本選考から受けて4年の6月ころに内定をもらう学生もいます。
メガベンチャーに興味がある就活生はインターンやOB訪問を通じて、社員の人と早いうちから接触しておくことが重要になります。
実際にインターンやOB訪問から特別ルートにのる就活生も少なくはないのです。
メガベンチャー 企業例
・リクルート
・楽天
・DeNA
・サイバーエージェントなど
これらの企業群は採用人数が多いのも特徴です。
リクルートや楽天は毎年500人くらいの学生が内定しているほどです。
そのため、外資系企業よりも倍率が低いので”早期内定”を比較的獲得しやすいのです。
ミドルベンチャー
ミドルベンチャーは、大学3年の8月-3月ごろに内定が出はじめます。
ミドルベンチャーも通年採用をしている会社が多く、長期インターンをしていて2年生のうちに内定をもらったという就活生もいます。
組織が大きくないので採用も融通が利くため、いい学生いたら”即採用”という企業も少くなくないからです。
インターンやOB訪問など、早いうちから企業と接する機会をつくっていくと選考を有利に進められますよ。
メガベンチャー 企業例
・レバレジーズ
・ビズリーチ
・じげん
・クックパッドなど
大手志向ではない。勢いがある会社で成長したい。
という就活生にはぴったりな業界がミドルベンチャーかなと思います。
事業が大手ほど大きくない分、裁量権が大きかったり風通しがいいので若手からチャンスがあります。
この雰囲気に引かれて早期内定をもらい、そのまま入社する人も一定数いるのです。
早期内定に必要な4つのポイント
早期内定を獲得するためにするべきことは下記の4点です。
・徹底的に情報収集する
・インターンへ積極的に参加する
・インターンで評価される力をつける
・オファーサイトを使う
順に解説していきますね。
情報収集をする
早期内定のためにはとにかく情報収集が重要です。
実際に、早期選考をやっていたことを知らなかったということは良く聞く話です。
しっかり対策したのに選考を受けられなかった。となってしまったら非常にもったいないですよね。
早期内定のために具体的に調べるべきことは下記の3点です。
- インターン・本選考情報
- 選考体験記
- 選考対策方法・就活セミナー
これらの情報を調べるためのおすすめサイトを順に紹介していきます。
選考情報・就活体験記
特に大手や外資系志望者にはマストかなと思います。
また、実際に選考を受けた学生の選考体験談を読めるのもおすすめポイントです。
選考対策セミナーの情報
有益な就活対策セミナーを提供しているサービスです。
プロ講師が講義をしてくれるのに無料という点もかなりおすすめですね。
インターンに積極的に参加する
早期内定を獲得するためにインターンへの参加は必須です。
「内定直結」のものはもちろんですが、選考には関係ありませんと表向きはなっているものでも「優秀者は早期選考に呼ばれる」ということがあるからです。
さらに、近年ではこのインターンからの早期選考ルートがどんどん増えてきています。
就活ルール撤廃に伴い、日系大手企業もインターンから内定を積極的に出すようになったからです。
実際に、資生堂や博報堂といった超有名企業もサマーインターンからの早期選考ルートで3年生の9-10月頃に内定を出していてほどです。
このように、早期内定を狙う場合はインターンの参加は超重要なのです。
インターンで評価される力をつける
実際にインターンに参加できても評価されなければ”早期内定”はありえません。
具体的な対策方法としては「ケース面接対策」を行うことが非常に効果的です。
なぜなら、インターンのお題は「ビジネスの課題解決」「新規企画立案」であることがほとんどだからです。
実際にインターンとケース面接の違いは下記のイメージです。
インターン⇒グループでビジネスを考える
ケース面接⇒1人でビジネスを考える
人数が違うだけでやっていることはほとんど同じなんですよね。
そのため、インターン対策を1人で進める場合は”ケース面接対策”が最も効果的かなと思います。
よくある質問:ケース面接対策でおすすめの本を教えてください。

初めてでも使えるおすすめの本を教えてください。
ここではこんな質問に回答していきます。
早速ですが、おすすめの本は下記の2冊です。
具体的な例を使い、ケースの考え方を解説してくれる良書かなと思います。
まずはどちらか1冊を徹底的に理解することから初めてみてください。
逆オファーサイトを使い特別選考を受ける
早期内定を獲得するために、必ず利用すべきが「オファーサイト」です。
オファーサイトとはマイナビ・リクナビ違い、企業側が就活生のプロフィールを読んで気になる人にオファーを送って選考が進むタイプの就活サイトです。
無料の会員登録と自己PRの記入だけで、企業から特別選考の案内が届くのです。
実際におすすめなサイトが下記の2つです。
両方とも完全無料かつ利用企業数が業界最大クラスというの魅力的なポイントですね。
早いうちから利用して早期内定を獲得していきましょう。
早期内定のメリット
続いては早期内定を獲得するメリットについて紹介します。
それは下記の通りです。
・日系大手の選考でも有利になる
・精神的に安定して就活を進められる
選考を周りより早く受ける必要があるため就活は大変になりますが、”早期内定”にはそれを上回るメリットがあります。
ぞれぞれ順に解説していきますね。
日系大手でも有利になる
早期内定持っていると、その後の日系大手の選考も有利に進めることができます。
なぜなら「早期内定=他の企業に評価された=能力が高そう」と判断されるからです。
特に外資系などの選考倍率が高い企業の内定は持っていると評価されます。
例えば、以下のように明らかに優遇されるケースがあるほど・・
- 外資内定者限定の特別面談
- 就活支援会社から裏ルートの紹介
日系大手は選考が遅いので、それだけ優秀な学生の確保に必死になります。
そのため、優秀である可能性が高い”早期内定者”と接触する機会を求めるのです。
”早期内定”は早めに内定をもらったということだけでなく、その後の就活を有利に進めることができる”称号”のような役割にもなるのです。
精神的に安定して就活を進められる
内定があるだけで精神的にかなり余裕をもって就活を進めることができます。
これは早期内定の大きなメリットです。
この”心の余裕”は就活の成功に非常に重要なのです。
実際にこれまで何百人の就活生と話してきましたが、上手くいっていない学生ほど焦っていて余裕のなさを感じました。
心の余裕が就活の成功に重要な理由は下記の通りです。
- 1社にかける時間を増やすことができる
- 自信をもって選考にいどむことができる
それぞれ順に解説していきますね。
1社にかける時間を増やすことができる
1社でも内定があると「志望度が上の企業だけ受けよう」となります。
そのため、選考を受ける企業が減るので1社の対策に使える時間が増えるのです。
実はこれがめちゃくちゃ重要なのです。
「選考対策の時間が伸びる=通過しやすくなる=より良い企業から内定をもらえる」という成功のループに入れるからです。
これは早期内定を持っている学生だけが出来る就活の進め方かなと思います。
逆に、内定がない場合は焦るので多くの企業にエントリーします。
その結果として「1社にかける時間が減る⇒選考に落ちやすくなる」という失敗にループにはまってしまうのです。
自信を持って選考に挑むことができる
心に余裕があると自信をもって選考を受けることができます。
1社内定があると失敗をそこまで、恐れず自分らしく話すことができるので自信がありそうな印象に見えるというわけです。
一方で、内定が1社もなくて困っている就活生は自信のなさがにじみに出ます。
それだと面接で「仕事できなさそう」という印象を与えてしまい、評価されにくくなってしまうのです。
まとめ
早期内定することで安心して就活を進められたり、企業から評価されやすくなるなどメリットしかありません。
就活に割く時間は増えますが、今から徹底的に対策を進めてきましょう。
もし、早期内定を獲得できなくても今やった対策は無駄にはなりません。
この記事を読み終えたらすぐに就活の対策を進めていきましょう。
今回は以上!です
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。